思い立ったが吉日。

2014年、大晦日に思い立って。

CDJ3日目を見て思ったこと。

昨日COUNTDOWN JAPAN1415の3日目に行ってきた。

 

くるりチャットモンチー坂本真綾→きのこ帝国→10-FEETTM NETWORK大森靖子indigo la Endパスピエの流れ。すべて観たのはくるり、テンフィ、TMの3組。

 

くるりは先日のワンマンも観に行ったけど、今回の方が良かったように思った。夏のRIJFやサンプラザはちょっ大人しい感じがあったけど、昨日はバンドのテンションが良かった。

テンフィはAir Jam以来か。相変わらず、熱い。4万人のジャンプでメッセの床が揺れていた。

TMは初めてだったけど、自分の音楽好きの原点がTM、ユニコーン、オジーオズボーンなだけにちょっと感慨深かった。当然3人とも歳をとり(というか、宇都宮57歳だったのね)衰えは隠せないけど、ちゃんとEDM仕様にアレンジしてあり経験が物をいうステージだった。

 

終盤は勢いのあるバンド2組を初見。indigoは川谷のメロディーがすべてな印象。でも、やっぱり今年は川谷の1年だったなぁとフロアを観ながらつくづく。

で、パスピエ。すごく上手いバンドだと思った。小技がいたるところに散りばめられていて聴いて、体感して飽きなかった。

のだが、ファンたちのサークル&モッシュでちょっと醒めた。パスピエ好きの同伴者も引いていた。「ワンマンでこんなこと無い」と。前のバンドを引きづっているんじゃ…と少し悲しんでいた。

サークル&モッシュは否定しない。テンフィのそれは熱い音楽に呼応するように突き動かされているから。それを見る地蔵組の自分も胸が熱くなる。

でも、パスピエはどうだろう。かなり繊細な音づくりだと思うし、それを感じるのが楽しいんじゃないかなと年寄りな自分は思うのだが、サークル&モッシュをしていたファンはステージを見ることも、音を感じることもなく、ただ享楽的に内輪ノリだけで突っ走っているように思えた。きっとどのバンドでも一緒の動きなんだろうなぁと。

まぁ、フェスやライブはそれぞれ楽しめばいいんだろうけど、バンドはこの状況に対してどう思っているんだろうか。CDとライブで考えを分けているのかなぁ。

 

あと一番感動したのは、ギャラクシーのフードコートの豚丼が美味しかったこと。