思い立ったが吉日。

2014年、大晦日に思い立って。

MO'SOME TONEBENDERのライブに行って思ったこと。

LSD」を出したあたりからだから、もう12~3年はライブを観ているだろうか、モーサム

ホント彼らのライブはぶっ飛んでて大好きだ。百々のロックスターっぷり、勇の狂人っぷり、武井の破天荒っぷり、それに加え、サポートドラムの水野がそれに引っ張られて良い音を鳴らすようになった。昨日もヒューマンビーイングのつんのめり具合がたまらんかった。3人から4人になった時は「勇のドラムが観たいんだけど…」なんて思っていたが、今では水野の成長ぶりを観るのが楽しみになってきた。

だが、動員は、前からだが落ちてきている。野音ワンマンやって、基本AXあたりでやってたバンドだが。地下にもぐった時は六本木スーパーデラックスあたりでやったりもしてたけど、UKに戻ってクアトロ埋められないのは寂しいものだ。

そう想いながら後方から観ていたのだが、クアトロの一段上がったところの前方でフラフラになりながら踊り狂ってるふくよかなオバハンがいた。周りにガシガシ当たりまくって、迷惑そうだった。後ろから観てて「あれは無いわ」とちょっと引いた、というか、冷めた。

踊り狂うのはいい。ただ、それをゆっくり観たい人が多い後方エリアでやるのはどうなんだ。踊り狂うなら、前方のモッシュエリアに行くか、チバユウスケがいうところの「上に飛べ、上に」だ。
たぶんあのオバハンも20代の時から観ててそのノリで踊ってるんだろうが、体が加齢についていっていない。若い感覚のまま横柄に踊ってるんだろう。見苦しかった。

あれを、音源が気になってライブに来た若い子が観るとイヤな現場だなと思うだろう。きっと「なんでモーサムがソールドしないのか分かんない!」とか憤ってるのは、そういったオバハンなのだろう。



老兵は死なず、ただ去るのみ、後方エリアへ大人しく。